元旭化成 知財インテリジェンス室 シニアフェロー 中村栄氏 エクゼクティブ顧問に就任
IPランドスケープの実践を牽引してきた第一人者を迎え、日本企業の知財戦略支援を強化
企業の競争力が技術とデータに左右される時代、知的財産は「守る」だけでなく、経営・事業の意思決定を前に進めるための情報資産として存在感を増しています。日本企業でも、知財を経営・事業戦略に位置づけ、より戦略的に活用する動きが広がっています。
こうした環境を踏まえ、LexisNexis Intellectual Property Solutionsは、2026年1月15日付で、元旭化成株式会社 知財インテリジェンス室長の中村 栄(なかむら さかえ)氏を、当社IP部門のエクゼクティブ顧問として迎えました。
中村 栄 氏
「分析」で終わらせない――意思決定につなげる“実装”のために
当社はこれまで、全世界の特許情報データや特許情報分析ソリューションを通じて、特許ポートフォリオ分析、技術分類、技術トレンド分析などを提供し、企業のIPインテリジェンス高度化を支援してきました。
一方で、知財分析を「一度きりのレポート」で終わらせず、組織の実務として定着させ、経営や事業の検討プロセスに組み込むには、ツールやデータに加えて、実践に基づく知見と経験が欠かせません。
中村氏は旭化成株式会社において「知財インテリジェンス室」を創設し、知財分析を経営戦略・研究開発・事業戦略に結びつける仕組みを構築してきました。日本企業における知財インテリジェンスおよびIPランドスケープの実践を牽引してきた先駆者の一人として知られています。
LexisNexisが目指す支援の進化:今回の就任について
LexisNexis Intellectual Property Solutions の責任者であるマルコリヒターは、今回の就任について次のように述べています。
「中村栄氏ほど、特許分析を事業戦略へ統合してきた実績あるエグゼクティブは多くありません。中村氏の実務的な専門性により、私たちは、知財を戦略的な事業資産として活用し、イノベーションに関する意思決定を事業成果へ直結させた組織を、より一層支援できるようになります。」
顧問就任で強化していくこと
今回の顧問就任により、当社は中村氏の豊富な実務経験と知見を、ソリューション開発、コンサルティング、ユーザー支援などに反映させ、日本企業の知財戦略をより実効性の高いものとするための支援体制を一層強化してまいります。
中村 栄 氏 コメント
「IPランドスケープを一過性の分析にとどめず、経営や事業の意思決定において継続的に生かしていくことが重要だと考えています。今後は、私自身が企業の現場で培ってきた実務経験を、レクシスネクシスの様々な取り組みの中に反映させることで、IPインテリジェンスへの理解をより広げ、知的財産が経営戦略により体系的に組み込まれていくための支援ができればと考えています。さらに、日本企業の経営層が知財を意思決定の一要素としてより深く理解し、活用していくための考え方や視点を、発信していきたいと考えています。」
中村 栄氏 プロフィール